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孫 一寧さん

ソンイチネイさん
孫 一寧(ソン イチネイ)
工学研究科博士前期課程環境・エネルギー工学専攻エネルギー量子工学コース
アジア人材育成プログラム
副専攻/高度副プログラム

―主専攻での研究内容を教えてください。

 

工学研究科の環境・エネルギー工学専攻のエネルギー量子工学コースに所属していまして、主な研究は、熱電変換材料についての研究です。省エネルギーの技術の一つとして、熱を電気に直接変換できる半導体材料について研究しています。

 

 

―「アジア人材育成プログラム」を選んだ動機を教えてください。

 

「アジア人材育成プログラム」は、留学生向けのプログラムで、企業の方と一緒に課題をやったり、企業に見学に行ったりもできますし、留学生にとってはなかなかない経験だと思いましたので受講しました。

OJE(on-the-job education)方式の授業もあって、普通の留学生なら、就職のために自分で準備をしないといけないのですが、2年間かけて、実際に仕事でどういう状況に直面するのか、それぞれの問題にどうやって解決していくのかを学べるなど、仕事をする前に、企業についてよく知るチャンスになりました。

 また、2つ上の先輩が、副専攻プログラムになる前のビジネスエンジニアリング専攻の留学生向けコースとして「アジア人材育成コース」を受けていたのですが、その先輩から、受講すると成長できるし、受講したおかげで良い仕事も見つかったという話を聞いていたのも動機の一つです。

 

 

―受講してみて、良かった点を教えていだだけますか。

 

私は留学生ですが、学部時代はなかなか日本語の授業を取ってなくて、ビジネス場面で使える日本語や知識がもっと欲しいなと思っていたところ、ちょうど「ビジネス日本語」という授業がありました。その授業で本当に使える日本語、就職してからビジネスシーンで使える日本語を学んで、すごく役立っているなと思います。

また、まだあまり授業は履修していないのですが、先輩たちの話によると、これから履修するOJEは、全部自分でプロジェクトのストラクチャーを考えて、それぞれのところを自分で工夫して調べないといけないから、最後の実績とつながりますので、そのプロセスの中でいろいろ勉強になると聞きます。それが一番良いところですね。企業の方に直接相談できますし、実際の仕事場面で使えるスキルを、早めに身に付けられると思います。

 

 

―困った点や改善してほしい点はありますか。

 

特にないですね。授業数もそこまで多くないし、ちょうど研究生活とバランスが取れていると思います。

 

 

―受講してみて、研究面で良い影響はありましたか。

 

大学院に入ってから学部の生活スタイルと違ってきて、ちゃんとタイムマネジメントをしないと、どの仕事も終われない状態になってしまいますので、時間管理がしっかりできるようになりました。

 

 

―主専攻との両立という面では、どのような工夫をされていますか。

 

週の頭に1週間のスケジュールをしっかり立てるようにしています。授業の時間帯は決まっていますので、授業の間に実験に出たり、研究室の発表準備をしたりしています。

 

 

―将来に何か良い影響はありそうですか。

 

留学生として2年間の勉強をして、たぶん他の学生より日本の企業を知っておくことができると思います。もちろん、普段の授業で得られない知識は身に付けられるし、いろんな他の専攻の仲間と会えますし、いろんな人とグループワークとしてプロジェクトをやったり、自分のチームワークも協調性も鍛えられると思いますね。そういうスキルを身に付けたら、将来の仕事の場面でも順調に進むようになると思います。

それと、この間もインターンを探していたのですが、授業で得られたビジネス日本語の知識をちょうど活用できて、すごくうれしかったです。

 

 

―副プロの受講を検討中の方へメッセージをお願いします。

 

知識としては、だいたい皆同じで、誰でも勉強すれば習得できますが、コミュニケーションスキルやチームワークスキルは、簡単に1日、2日で得られないものだと思います。2年間の受講を通して自分の方向を見つけ、どんどん成長することは、このプログラムが私たちに与えてくれる一番良いチャンスだと思います。

 また、自分の能力も結構伸ばしていけると思います。タイムマネジメントは、今までそこまで意識してなかったけど、これから自分の生活をちゃんと管理しないといけないという意識が出てきまして、すごく成長できるような思いですね。

私たちはまだ若いので、やりたいことはもちろんいろいろあると思いますし、迷っていることもいろいろあると思います。でも、自分のやりたいことをやっていれば、失敗しても良い経験になると思いますし、成長のチャンスだと思いますので、ぜひ自分のやりたいことをやってみて、どんどん成長してください。

副専攻/高度副プログラム